日々トレーニングに励んでおりますが、メカニック的な事も色々と情報収集をしていて、どうすれば野球が上手くなるかをいつも考えております。
その中で色々な良いピッチャーの投球フォームも見ております。
日本のピッチャーもそうですし、メジャーリーグのピッチャーも結構見ていますね。
有名どころはだいたい見ていると思います。
そこで前々から気になっていたのが、踏み込み足の動きですよね。
メジャーリーグのピッチャーに良く見られるのが、踏み込み足があまり曲がっていないというところですよね。
そこで今回は『投手 踏み込み足 つま先』『ピッチャー 膝を伸ばす』などで検索したりして、メカニズムの情報収集をしてみました。
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目次
球界を代表する投手ほど膝が曲がっていない
自分のピッチングフォームにはちょっとした欠点があるんですね。
それは踏み込み足の膝が折れてしまう事なんですね。
ここ最近のピッチャーを見ていると、どちらかと言うと膝があまり折れない方が良い傾向にありますよね。
球界を代表するピッチャーのほとんどが踏み込み足の膝がほとんど曲がっていないです。
球界を代表する2人の投手も膝があまり曲がっていません。
- オリックス・バファローズの山本由伸投手
- ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手
そして、メジャーリーグのピッチャーを見ても、球の速いピッチャーはほとんど膝が曲がっていません。
速球派のピッチャーは特に曲がっていないような気がします。
昔は145キロ超で球が速いと言われていた
自分が学生時代の時は踏み込み足の膝が伸びていると、膝が突っ張っていて体重がちゃんと乗り切れていないって言われていたんですね。
当時はプロのピッチャーであっても、145キロを超えれば球が速いと言われていました。
150キロを超えていれば豪速球ピッチャーを言われていました。
昔のピッチャーは膝が前に出る事はあまりありませんが、それでも膝が突っ張っているピッチャーはほとんどいなかったように思えます。
現在なら高校生でも150キロを投げれていて、160キロ近くを投げないと球の速いピッチャーという感じにならないですよね。
球の速いピッチャーはほとんど膝が伸びていて、昔のピッチャーに比べると明らかに球が速いピッチャーが多くなったように思えます。
昔の常識が今の非常識になっていますよね。
腰の回転で自然に腕が振り出されるようになる
昔の常識としては、下記のような事が多かったですね。
- 軸足は体重を乗せるために膝を曲げる
- 踏み込み足も体重を乗せるために膝が曲がっている
今では軸足で地面を蹴った後は、踏み込み足も強く蹴るために膝を伸ばす事が常識となっているみたいですね。
ピッチングフォームで踏み込み足の事を気を付けると、腰の回転がビックリするほど速くなるようです。
メジャーを代表するピッチャーである下記の2人のピッチャーも踏み込み足がピーンと伸びていて、豪速球を投げていますよね。
- クレイグ・キンブレル投手
- ジャスティン・バーランダー投手
この踏み込み足の膝を伸ばして急ブレーキをかける事で、踏み込み足側の腰(右ピッチャーなら左腰)を軸にして軸足側の腰(右ピッチャーなら右腰)が前にいこうとします。
そうする事で腰の回転スピードが速くなり、その上にある軸足側の肩(右ピッチャーなら右肩)も回転スピードが速くなるというメカニズムだそうです。
この感覚を覚えると、足の使い方で腰の回転を速くする事ができるので、効果的に球速を上げる事ができるみたいなんですね。
一生懸命腕を振らなくても、腰の回転で自然に腕が振り出されるような感じになるようですね。
このような事が自然にできるようになれば、自ずと球速アップに繋がりますよね。
踏み込み足はつま先から着地した方が良い
そして、踏み込み足の膝を伸ばす前段階で、下記のような疑問に辿り着きました。
- 踏み込み足が『かかと』から着地した方が良いのか?
- 踏み込み足が『つま先』から着地した方が良いのか?
昔の理論であれば、かかとから着地した方が良いという事になります。
確か歩く時もかかとから歩くから、ピッチングで踏み込む時もかかとからという事を教えられたような気がします。
でも、結論から言うと、つま先から着地した方が良いらしいですね。
これまでのピッチャーとして教えは一体何なんだったろうと思いますよね。
かかとから着地すると、膝が前に折れやすくなってしまうみたいですね。
これは自分でも実感しているので、そうだと思います。
膝が前に折れてしまうと、踏み出し足がブレーキの役割を果たす事ができずに、腰の回転スピードを上げる事ができないんですね。
結果として、肩の回転スピードも上がらずに下半身のパワーをロスしてしまう事になるんですね。
つま先から着地すると、ふくらはぎとハムストリングスが作用する事で、膝が前に折れにくくなるそうです。
なので、踏み出し足がブレーキの役割を果たす事ができるので、腰の回転スピードを速くする事ができるんですね。
肩の回転スピードも上がる事で、腕が自然と振られるような形になるんですね。
結果として、球速が上がって良い球を投げる事ができるというわけなんですね。
投げれば投げるほど肩や肘に疲労が溜まる
自分のこれまでのピッチングフォームを分析してみると、下記のような状態という事ですよね。
↓
踏み出し足の膝が曲がってしまう
↓
腰の回転スピードが上がらない
↓
肩の回転スピードも上がらない
↓
球速が伸びない
なので、球速を上げるために一緒懸命腕を振らなければなりません。
そうすると、肩や肘により負担がかかってしまい、肘痛にも繋がったという事ですよね。
投げれば投げるほど、肩や肘に疲労が溜まってしまうので、痛めて休めて痛めて休めての繰り返しになってしまっていたんですね。
なので、今のピッチングフォームのままで球速を上げるには、筋力アップが必要不可欠ですが、これだけでは根本的な問題を解決できないんですね。
踏み出し足の使い方次第で、球速を上げたり、肩や肘の負担を減らす事ができたりもするという事が分かったので、これだけでもかなりの収穫ですね。
常識を疑ってかかった方が上手くいくかも
これまで踏み出し足の着地の仕方とかをあまり考えた事がありませんでした。
ただ、かかとで着地した方が良いと教えられたので、やっていた感じですよね。
フィジカルを鍛えれば球速は上がるという考え方は根底にはあります。
でも、球速を上げるためのメカニズムがあるのであれば、それを実行しないわけにはいきません。
この辺の事も意識しながら、ピッチングのメカニック的な事もやっていけば、目標の実現に近付けるのかなと思いましたね。
今回の事もあって、自分の中での常識を疑ってかかった方がもしかすると、上手くいくのかもしれませんね。
自分の中では新たな発見があったので、つま先着地からの踏み込み足の膝を伸ばすという事を意識してやっていきたいですね。
本当に早くキャッチボールをしたいですね。
早く踏み出し足の使い方を練習したいです。
今のうちにイメージトレーニングやシャドーピッチングをしておきたいと思います。
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