「シットアップのやり方をちゃんと知っておきたいけれど、正しいフォームでできているのか不安・・・」という方もいらっしゃると思います。
また、「シットアップを続けているのに、なかなか効果が感じられない」と悩んでいる方も少なくありません。シットアップは腹筋を鍛えるための基本的なエクササイズです。
しかし、やり方を間違えると効果が半減してしまいます。このような悩みを解消するために、まずは正しいシットアップのやり方を学んでみましょう。
この記事では、シットアップの効果を最大限に引き出すためのポイントを解説しています。初心者の方でもすぐに実践できる方法を紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
そこで今回はシットアップに興味がある方に向けて、
- 正しいシットアップのやり方
- 効果的なシットアップのポイント
- よくある間違いとその対策
上記について、解説していきたいと思います。
シットアップの基本とその効果

ここではシットアップの基本とその効果について解説していきたいと思います。
- シットアップとは何か?
- シットアップがもたらす効果
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
シットアップとは何か?
シットアップとは、腹筋を鍛えるための基本的なエクササイズの1つです。具体的には、仰向けに寝た状態から上半身を起こし、再び元の位置に戻る動作を繰り返します。
このトレーニングは、主に腹直筋と呼ばれるお腹の中央に位置する筋肉を鍛える事ができますが、他にも腹斜筋や骨盤周りの筋肉にも効果が期待できるんですね。
「お腹を引き締めたい・・・」と考えている方には、手軽に始められる運動としてオススメです。
シットアップは、器具を使わずに自重だけで行なえるので、初心者でも取り組みやすいのが魅力です。ただし、正しいフォームで行なわないと腰に負担が掛かる事があります。
床に寝転んだ際には、膝を軽く曲げ、両手を頭の後ろで組むか、胸の前でクロスさせましょう。
そして、ゆっくりと上体を起こし、腹筋に力を入れながら元の姿勢に戻ります。シットアップは、腹筋を効果的に鍛えるための基本的な運動であり、正しいフォームで行なう事が重要です。
シットアップがもたらす効果
シットアップは、腹筋を鍛えるための基本的なエクササイズで、体幹の強化に非常に効果的です。
まず、シットアップを行なう事によって、腹直筋と呼ばれるお腹の前面の筋肉が鍛えられます。これにより、引き締まったお腹を手に入れる事ができると思います。
また、体幹の筋力が向上する事によって、姿勢の改善や腰痛の予防にも役立つんですね。さらにシットアップは他のエクササイズと組み合わせる事によって、全身の筋力アップに繋がります。
しかし、「シットアップを続けているのに効果が感じられない・・・」という方もいるかもしれません。その場合、フォームが正しくない可能性があります。
正しいフォームで行なう事によって、より効果的に筋肉に刺激を与える事ができます。また、シットアップは有酸素運動と組み合わせる事によって、脂肪燃焼効果も期待できます。
要するにシットアップは腹筋の強化だけでなく、姿勢改善や全身の筋力アップにも貢献するので、日常的に取り入れる価値があるエクササイズというわけなんですね。
シットアップの正しいやり方

ここではシットアップの正しいやり方について解説していきたいと思います。
- 基本のシットアップの手順
- 初心者が注意すべきポイント
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
基本のシットアップの手順
基本のシットアップは、腹筋を効果的に鍛えるための重要なエクササイズです。
まず、仰向けに寝転がり、膝を90度に曲げて足を床に置きます。この姿勢が安定したら、手を頭の後ろで軽く組みますが、首を引っ張らないように注意して下さい。
次に腹筋を意識しながら上体を起こしていきましょう。この時、腰を床から持ち上げ過ぎないようにして、肩甲骨が床から離れる程度に留めます。
上体を起こしたら、一旦静止して、ゆっくりと元の位置に戻ります。この動作を繰り返す事によって、腹筋にしっかりと負荷が掛かるんですね。
「上手くできないかもしれない・・・」と感じる方もいらっしゃると思いますが、続ける事によってフォームが安定してきます。ポイントは反動を使わずに腹筋の力で動く事です。
これにより、効果的に腹筋を鍛える事ができるというわけなんですね。
初心者が注意すべきポイント
シットアップを始める初心者が注意すべきポイントは、無理をせず正しいフォームを維持する事です。まず、腰や首に負担を掛けないように注意しましょう。
「何だか腰が痛いかもしれない・・・」と感じたら、フォームが崩れている可能性があります。シットアップを行なう際は、床に仰向けになり、膝を曲げて足を床に置きます。
手は頭の後ろで軽く組むか、胸の前で交差させましょう。
この時、背中を丸めるのではなく、腹筋を意識して身体を持ち上げる事が重要です。また、反動を使わずにゆっくりとした動作を心掛けると、筋肉への負荷が増して、効果的です。
初心者の方は、まずは10回を1セットとして始めて、慣れてきたら徐々に回数を増やすと良いですね。無理をせず、自分のペースで進める事が大切なんですね。
正しいフォームとペースを守る事によって、安全に効果的なシットアップが可能になります。
シットアップのバリエーション

ここではシットアップのバリエーションについて解説していきたいと思います。
- Vシットのやり方
- ツイスティングシットアップのやり方
- サイドシットアップのやり方
- ボールシットアップのやり方
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
Vシットのやり方
Vシットは、腹筋を効果的に鍛えるためのエクササイズです。
まず、床に座り、両脚をまっすぐに伸ばします。次に両手を床に置き、バランスを取りながら上半身を少し後ろに傾けます。この時、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせる事が重要です。
「上手くバランスが取れるかな・・・」と不安になるかもしれませんが、焦らずゆっくり行ないましょう。その後、両脚を床から持ち上げ、膝を曲げて胸に引き寄せます。
この時、腹筋を意識して力を入れましょう。脚を上げた状態で3秒ほどキープし、ゆっくりと元の位置に戻します。これを10回から15回繰り返すのが一般的です。
このエクササイズは、腹筋だけでなく、体幹全体を鍛えるのに役立ちます。最初は難しいと感じるかもしれませんが、続ける事によって次第にバランス感覚と筋力が向上すると思います。
ツイスティングシットアップのやり方
ツイスティングシットアップは、通常のシットアップにひねりを加えた動作で、腹斜筋を効果的に鍛える事ができます。まず、仰向けに寝て膝を曲げ、足を床にしっかり付けます。
手は頭の後ろに軽く添えましょう。この姿勢から上体を起こす際に、右肘を左膝に近づけるように身体をひねります。次に元の位置に戻り、今度は左肘を右膝に近づけるようにひねります。
この動作を繰り返す事によって、腹斜筋を集中的に鍛える事が可能になります。初心者の方は、最初はゆっくりとした動作で行なう事をオススメします。
無理に回数を増やすよりも、正しいフォームを維持する事が重要なんですね。
「腰が痛くなるかもしれない・・・」と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、背中を丸めすぎず、無理のない範囲で行なう事によってリスクを軽減できます。
ツイスティングシットアップは腹筋全体をバランス良く鍛えるための効果的なエクササイズです。
サイドシットアップのやり方
サイドシットアップは、腹斜筋を効果的に鍛える運動です。まず、床に仰向けになり、膝を曲げて足を床に置きます。次に身体を右側に傾けるようにして、左肩を右膝に向かって持ち上げます。
この時、右手は頭の後ろに軽く添えて、左手は身体の横に置いておくと良いですね。腹筋を使って身体を持ち上げて、右肩が床から浮くようにしましょう。
持ち上げた状態で一瞬静止して、ゆっくりと元の位置に戻ります。
反対側も同様に行ない、左右交互に繰り返します。「サイドシットアップを行なう時に、身体が上手く持ち上がらないかもしれない・・・」と感じる方もいらっしゃると思います。
その場合は、最初は無理をせず、少しずつ持ち上げる範囲を広げていく事が大切です。呼吸も意識しましょう。持ち上げる時に息を吐き、戻る時に吸う事で、腹筋運動がより効果的になります。
サイドシットアップを継続する事によって、ウエストラインの引き締めが期待できます。
ボールシットアップのやり方
ボールシットアップは、安定性を向上させながら腹筋を効果的に鍛える方法です。
まず、フィットネスボールを用意し、床に仰向けになりましょう。膝を曲げ、足を床にしっかりと付けて下さい。ボールを背中の下に置き、腰と背中のサポートを確保します。
これにより「バランスが取れないかも・・・」という不安を軽減できます。
腕は胸の前で交差させるか、頭の後ろに手を置きます。息を吐きながら、ゆっくりと上体を持ち上げ、腹筋を収縮させましょう。息を吸いながら元の位置に戻ります。
反動を使わずに、動作をコントロールする事が重要です。ボールが不安定なので、体幹の筋肉も同時に鍛えられます。最初は10回を目安にし、慣れてきたら回数を増やすと良いですね。
ボールシットアップは、腹筋だけでなく、体幹全体の強化にも効果的です。
シットアップを効果的にするためのコツ

ここではシットアップを効果的にするためのコツについて解説していきたいと思います。
- 呼吸法をマスターする
- 反動を使わないフォーム
- 背中の丸め方を意識する
- 適切な回数とセット
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
呼吸法をマスターする
シットアップを効果的に行なうためには、正しい呼吸法をマスターする事が重要です。息を止めてしまうと、筋肉に十分な酸素が行き渡らず、パフォーマンスが低下する可能性があります。
シットアップを行なう際には上体を起こす時に息を吐き、元の位置に戻る時に息を吸うというリズムを意識しましょう。この呼吸法で、腹筋にしっかりと力が入り、効果的に鍛える事ができます。
「どうしても息を止めてしまう・・・」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、最初はゆっくりとしたペースで動作を行ない、呼吸に集中する事をオススメします。
慣れてくると自然に呼吸のリズムが身に付くと思います。呼吸法を意識する事によって、シットアップの効果を最大限に引き出す事ができるというわけなんですね。
正しい呼吸法を身に付けて、効率的に腹筋を鍛えましょう。
反動を使わないフォーム
反動を使わないフォームは、シットアップを効果的に行なうために非常に重要です。
反動を使うと、腹筋への負荷が減少して、効果が半減してしまいます。反動を避けるためには、動作をゆっくりと行ない、筋肉の収縮を意識する事が大切なんですね。
具体的には、上体を起こす際には腹筋をしっかり使い、ゆっくりと持ち上げましょう。
戻る際も同様に、腹筋を使ってコントロールしながらゆっくりと下ろします。「早く終わらせたい・・・」と急ぐ気持ちを抑えて、丁寧に動作を行なう事がポイントです。
反動を使わないメリットとして、腹筋をより効果的に鍛えられるだけでなく、腰への負担も軽減されます。反動を使うと腰に不自然な力が掛かり、痛みの原因になる事があります。
正しいフォームを意識する事で、怪我のリスクを減らしつつ、効果的に腹筋を鍛える事ができます。シットアップは反動を使わず、ゆっくりとした動作で腹筋をしっかりと意識しましょう。
背中の丸め方を意識する
シットアップを行なう際に背中の丸め方を意識する事は、効果的な腹筋トレーニングには欠かせない要素です。背中を正しく丸める事で、腹筋に負荷を掛けて、腰への負担を軽減できます。
まず、シットアップを始める前に、床に仰向けになり、膝を曲げ、足を床に付けます。
この時、腰を反らせずに自然なカーブを保つ事が重要です。「腰が浮いてしまうかもしれない・・・」と心配な方は、手のひら1枚分の隙間がある程度が理想です。
シットアップの動作に入る際は、頭から順に背骨を丸めるようにしながら上体を起こします。この動きにより、腹筋が収縮しやすくなり、効果的に鍛えられます。
背中を丸める事に集中しすぎて、首に力が入らないよう注意が必要です。視線は天井を見つめるようにし、首の後ろに手を置く場合は、頭を引っ張らないようにしましょう。
背中の丸め方を意識する事によって、シットアップの効果を最大限に引き出せます。
適切な回数とセット
シットアップの効果を最大限に引き出すためには、適切な回数とセット数を設定する事が重要です。初心者の場合、1セット当たり10回から15回を目安に始めるのが良いですね。
これを3セット行なう事によって、無理なく身体を慣らす事ができます。
この回数とセット数に慣れてきたら、徐々に回数を増やしてみて下さい。例えば、20回を3セットにする事によって、腹筋にさらに負荷を掛ける事ができるんですね。
「やり過ぎてしまうかも・・・」と心配な方もいるかもしれません。大切なのは無理をせず、自分のペースで進める事です。身体の調子を見ながら、少しずつ負荷を増やしていくのが理想的です。
また、セット間の休憩も重要になってくるんですね。30秒から1分程度の休憩を挟む事によって、筋肉を適度に休ませる事ができるので、次のセットに備える事ができます。
適切な回数とセットを設定し、無理なく継続する事がシットアップで効果を得るための鍵です。
シットアップに関するよくある質問

シットアップに関する質問をいくつかご紹介したいと思います。
- シットアップとクランチの違いは何ですか?
- シットアップで腰が痛くなるのは何故?
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
シットアップとクランチの違いは何ですか?
シットアップとクランチの違いは、主に動作の範囲と鍛える部位にあります。
シットアップは、身体を完全に起こして膝に近づける動作を行ない、腹筋全体を鍛える事ができます。一方、クランチは上体を少し持ち上げるだけで、主に上部の腹筋に焦点を当てます。
「シットアップは腰に負担が掛かるかもしれない・・・」と感じる方もいらっしゃると思います。実際、腰に負担が掛かりやすいので、正しいフォームが重要なんですね。
クランチは、腰への負担が少なく、初心者にも取り組みやすいです。どちらのエクササイズも腹筋を鍛えるのに効果的ですが、目的や体の状態に合わせて選ぶ事が大切です。
シットアップは全体的な筋力を、クランチは上部の筋力を強化するのに適しています。
シットアップで腰が痛くなるのは何故?
シットアップで腰が痛くなる原因は、主にフォームの誤りや筋力不足にあります。
まず、腰を反らせすぎると腰椎に過度な負担が掛かってしまい、痛みを引き起こす事があります。フォームを確認して、背中を丸めて動作する事を意識しましょう。
また、腹筋が十分に鍛えられていないと、腰を支える力が不足し、腰痛を招く可能性があります。「腹筋が弱いかもしれない・・・」と感じる方もいらっしゃると思います。
そんな方は、無理せずに回数を減らし、徐々に筋力を増やしていく事が大切です。さらに硬い床で行なう時は、マットを使用する事によって腰への衝撃を和らげる事ができます。
これらのポイントを意識する事によって、腰痛を防ぎながら安全にシットアップを行なう事ができると思います。正しいフォームと適切な環境を整える事が、腰への負担を軽減する鍵です。
まとめ:初心者向け効果的シットアップ

今回はシットアップに興味を持つ初心者の方に向けて、
- シットアップの基本的なやり方
- 効果的な腹筋の鍛え方
- シットアップの注意点
上記について、解説させて頂きました。
シットアップは、腹筋を効果的に鍛えるための基本的な運動です。
正しいフォームを守る事によって、より効果的に筋肉を鍛える事ができます。初めて挑戦する方は、無理をせずに自分のペースで行なう事が大切なんですね。
シットアップを継続する事によって、あなたの体力や見た目に対する自信が高まると思います。最初は難しいと感じるかもしれませんが、続ける事によってその効果を実感できるはずです。
これまでの努力は決して無駄ではありません。
あなたの頑張りが、未来の健康に繋がっています。今後もシットアップを続ける事によって、理想の体型に近づく事ができると思います。ポジティブな気持ちで取り組んで下さい。
具体的には毎日少しずつ回数を増やし、達成感を味わいながら楽しんで取り組んで下さい。



