ジムに通い出してだいたい1年くらいになります。
1年前と比べると、かなり筋力は付いたように思います。
今年はジムでのウエイトトレーニングのおかげで野球のパフォーマンスはかなり良くなりました。
ただ、ウエイトトレーニングが野球のパフォーマンスに直結するとは思っていないんですね。
実際大学の時にガンガンウエイトトレーニングをやっても、野球のパフォーマンスに繋がらなかった経験があるからです。
野球とウエイトトレーニングを繋げるトレーニングとして、走り込みをしないとダメかなぁと思っていました。
でも、個人的にはあまり走り込みは好きではないんですね。
色々調べてみると、『縄跳び』が良いという事で去年くらいから取り入れております。
そこで今回は縄跳びをやる事で野球のパフォーマンスにどんな効果があるのかを書いていきたいと思います。
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目次
縄跳びをやるようになったきっかけ
野球のパフォーマンスをアップさせる上で走るトレーニングをいうのは、一般的には必要不可欠と言われております。
個人的にも学生時代もかなり走らされましたし、『野球=走り込み』というイメージも強いと思います。
そして、実際に野球のパフォーマンスに繋げるためにはかなり量を走る必要もあるんですね。
時間もかなり掛かってしまいます。
あとは何より走るのってマジでキツいですよね。
さらに言うと、学生時代に死ぬほど走り込みをしましたが、あまり野球のパフォーマンスに繋がらなかったんですよね。
死ぬほどキツいのにあまりパフォーマンスに繋がらないという事になると、走り込みに対してもモチベーションも上がらないですよね。
そこで走り込みに代わるものはないかなぁと思って、色々調べた結果『縄跳び』に辿り着いたというわけなんですね。
実際に縄跳びを始めてからは、下記のような効果を感じております。
- 守備での1歩目が凄く動ける感じがある
- 全力疾走をした時にかなり足が動く感覚がある
ウエイトトレーニングもやっていたので、縄跳びに直接関係あるか分かりませんが、全体的な野球のパフォーマンスが上がったように思います。
自分としてはコンディションを上げるためにやるようなイメージだったので、オフシーズンに縄跳びをやっておりませんでした。
シーズンが始まってからは、また縄跳びを再開して、現在では試合のウォーミングアップにも取り入れております。
北海道は冬になると外で走るのは難しい
トレーニングとして走りたいと思っていても、中々できないのが現状です。
出来ない理由としては、まず北海道の冬は寒いし、危ないという事ですね。
外を走っても良いのですが、めちゃくちゃ寒いんですよね。
そして、道路にも雪がありますし、滑ったら怪我の危険もあります。
あとは走るなら長距離よりも中距離・短距離を走りたいのが正直なところです。
そうなると、北海道の外では中距離や短距離を走るところって意外に無いんですよね。
公園には雪がたくさんあってダッシュもできないですし、走るためにわざわざ体育館に行くのも面倒ですし。
あとは自分はインドア派なので、寒い外で動くのが億劫というのもありますね。
だからと言ってランニングマシンを買うほど走る事に対してのモチベーションも無いです。
走るトレーニングの代用になるのが縄跳び
色々な考えると、北海道の冬に走るトレーニングは個人的には難しいと言わざるを得ません。
もちろん、走る事に対してモチベーションが高ければ、外を走る事も可能ですが、自分はそこまでのモチベーションを持ち合わせておりません。
なので、走るトレーニングに代わるものがないかと色々と探していたんですね。
下記に該当するものが縄跳びなんですね。
- 家でできる
- そんなに場所を取らない
- 気軽にできる
- 走るトレーニングのような効果が期待できる
縄跳びであれば、走るトレーニングの代用になるのではないかと思ったんですね。
縄跳びをやる事でどんな効果が期待できるのか?
縄跳びは野球選手にとって非常に有益なエクササイズの1つと言われております。
主な効果として5つあるんですね。
- 姿勢の改善
- 運動能力の向上
- 心肺機能の向上
- 脚力の向上
- リラックス効果
それでは1つ1つ解説していきたいと思います。
姿勢の改善
縄跳びは正しい姿勢を維持するためのコアスタビライゼーション(中心部の安定化)を強化するために使われているそうです。
つまり、縄跳びによって野球選手が正しい姿勢でプレーする事ができるようになると言われているんですね。
ピッチングやバッティングなどの動作において、より効果的に力を発揮できるようになる可能性があるんですね。
運動能力の向上
縄跳びは下記のような野球に必要な多くの運動能力を向上させる事ができるようなんですね。
- スピード
- 敏捷性
- 反射神経
- バランス
- 柔軟性
縄跳びをする事によって、野球選手がフィールド上でより速く、正確に動く事ができるので、より高いパフォーマンスを発揮するのに役立ってくれるというわけなんですね。
心肺機能の向上
縄跳びは、心肺機能を改善するための素晴らしい有酸素運動と言われております。
縄跳びをする事によって、より良い持久力を発揮する事ができるので、長時間のプレーも可能になるというわけなんですね。
特にピッチャーは持久力を必要とするポジションですので、縄跳びは非常に役立ってくれるはずです。
脚力の向上
縄跳びは、下半身の筋力とパワーをアップさせる事ができるそうなんですね。
野球は下半身の強化が必要不可欠なスポーツです。
野球選手が走ったり、ジャンプしたりなどフィールド上で動く時により速く、より力強く動く事ができるようになるんですね。
リラックス効果
縄跳びは、一定のリズムを刻む運動です。
縄跳びをする事によって瞑想状態になって、リラックス効果があると言われております。
試合前に緊張してしまって、自分の本来の実力を発揮できない選手も中にはいると思います。
試合前にリラックスしたい選手もオススメというわけなんですね。
なので、ウォーミングアップの時などにも役立つんですね。
このような縄跳びの効果というのは、定期的に取り入れる事によって、その恩恵を受ける事ができます。
縄跳びは野球選手によって非常に有益なものです。
練習や試合の前に行なう事をオススメします。
縄跳びは身体の47種類ほどの筋肉を使う全身運動
縄跳びをやる事で得られる効果や鍛えられる筋肉についてもちょっと調べてみました。
すると、縄跳びというのは身体の47種類ほどの筋肉を使う全身運動だそうです。
さらに上半身をまっすぐにして飛ぶ事で、下半身や体幹なども鍛えられるみたいですね。
そして、飛んでいる動作や着地の姿勢によって、前側の太ももや腰の上側が鍛えられたり、つま先で飛ぶので、ふくらはぎも効果的に鍛えられるそうです。
縄跳びは有酸素運動になりますので、下記のような効果も期待できます。
- 脂肪が燃焼される
- 持久力がアップする
- 心肺機能がアップする
しかも、縄跳びはランニングよりも運動強度が高いと言われております。
縄跳びをウォーミングアップに活用している競技もあるようで、場所も時間もほとんど取らないので、効率良くウォーミングアップができるんですね。
これだけ見ると、期待できる効果としては、野球のランニングメニューをさほど変わらないような感じですよね。
縄跳びはあまり場所を取らずにできる
野球をやる上で走るトレーニングというのは大事だと思います。
ただ、走るのってそんなに簡単ではないんですね。
学生なら自分が通っている学校のグラウンドを気軽に使えるかもしれません。
でも、大人になると走る場所って意外に無いんですよね。
公園とかでも走る事は可能です。
しかし、北海道の場合冬になると雪が積もるので、走る事ができなくなります。
縄跳びであれば、場所を取らずにできますし、騒音に気を付ければ、家の中でもできます。
走るトレーニングよりもお手軽にできるのが縄跳びなんですね。
実際、自分も家で縄跳びをやっております。
家ならわざわざトレーニングウェアに着替える必要も無いですし、部屋着でやる事も可能なんですね。
このお手軽感も縄跳びをトレーニングに取り入れている理由の1つなんですね。
縄跳びは運動強度が高い
縄跳びは実際にやってみると分かるのですが、短時間でも結構キツいんですよね。
現在200回×5セットをやっておりますが、かなりキツいです。
時間にして15分くらいです。
走るトレーニングで15分くらいならそれほど疲れないと思います。
なので、縄跳びの運動強度は高いという事を実感しております。
たった15分でも運動強度が高い縄跳びをやれば、トレーニング時間も短く済みますし、続けやすいのなかと思います。
ウエイトトレーニングだけでは野球は上手くならない
野球のパフォーマンスをアップさせるためにウエイトトレーニングを始めました。
ただ、ウエイトトレーニングだけではパフォーマンスアップに繋がると思っていません。
自分としては、ウエイトトレーニングは野球のスキルを受け止める器みたいなものを大きくする作業だと思っております。
ウエイトトレーニングで筋力が付けば、それだけ野球のスキルも上がっていくものだと思います。
縄跳びは現在持っているフィジカルを最大限野球のパフォーマンスに繋げるためのものというイメージですね。
なので、野球にウエイトトレーニングは必要無いというのが先人の人達の認識だと思います。
個人的にはそうではないと思っております。
もちろん、トレーニングの考え方には個人差があります。
ウエイトトレーニングを否定する人がいても良いかと思います。
でも、ウエイトトレーニング否定論が当たり前になっているのは、ちょっと違うのかなと思っております。
トレーニングにはそれぞれ役割があって、それだけをやっておけば大丈夫というトレーニングは無いと思います。
どのトレーニングにもメリット・デメリットがあって、数多くのトレーニングをやる事でデメリットを補い合う事が重要です。
自分も色々トレーニングをやってきて、取捨選択をして、ウエイトトレーニングと縄跳びを取り入れているところです。
ピッチャーの球速アップに必要な3要素とは?
ピッチャーの球速アップのためには、下記の3要素が重要と言われております。
- 背筋力のアップ
- ジャンプ力(バネ)のアップ
- 伏臥上体反らし
その中でジャンプ力(バネ)のアップには、縄跳びは役立つのではないかと思いましたね。
前飛びはもちろんの事、二重飛びや三重飛びなどをすればかなり効果が期待できると思います。
縄跳びにも色々なバリエーションがありますので、色々な飛び方をすれば、様々な効果が見込めるのではないかと思っております。
さらに肩のインナーマッスルの強化にも効果が期待できるとの事なので、ピッチャーとして有難いトレーニングの1つなのかもしれませんね。
自分としては縄跳びの方が合っている気がする
一定のタイミングであまり速くないジャンプで縄跳びをすれば、リカバリーにも繋がるのかなぁと思っています。
ウォーミングアップに活用している競技があるなら、クールダウンやアクティブレストのためにも使えそうですよね。
家で縄跳びをやる事ができれば、外にランニングに行くよりも簡単にできるので、自分としては縄跳びの方が合っているような気がします。
野球をやる上である程度走り込みというのも大事だと思います。
その走り込みを縄跳びで代用できるというのは、有難いですよね。
これまで縄跳びをやろうと思った事は無かったのですが、縄跳びにこんなに運動効果が期待できるとは思いませんでした。
身体をバネのように使えるようになれば、確実に野球のパフォーマンスが上がりますので、球速の目標にも近づくと思います。
縄跳びはメリットが多いトレーニング
縄跳びについて色々調べてみると、やはりメリットが多いトレーニングだと思います。
野球だけにフォーカスしても、上記で紹介したもの以外にも下記のようなメリットもあるみたいなんですね。
- 肩のインナーマッスルを強化してくれる
- バネのある質の良い筋肉にしてくれる
- ピッチャーとしてのスタミナを強化してくれる
- 上半身と下半身の連動性を高めてくれる
実際に個人的にも縄跳びの効果について実感しておりますので、今後も縄跳びは続けていきたいと思います。
今シーズンになってからはウォーミングアップにも取り入れております。
二重飛びはまだできないので、できるようになりたいですね。
始祖Skippingさん
X(旧Twitter)でも色々と情報を収集していて、参考になる野球人を見つける事ができました。
この方は縄跳びでもの凄いパフォーマンスアップに成功している方ですので、もっと縄跳びについて知識を高めたい方は是非チェックしてみて下さい。
縄跳びを継続してやる決心をさせてくれたのは、始祖SkippingさんのX(旧Twitter)ですね。
実際に始祖Skippingさんが販売している『縄跳びの魔力』も購入して、縄跳びってこんなに凄いものなのかと驚きましたね。
縄跳びにおける野球のパフォーマンスアップについてはもっと若い時に知りたかったですね。
あまり縄跳びについて突き詰めたような情報って無いので、『縄跳びの魔力』はかなり面白いですね。
特に野球経験者の方に突き刺さるような内容だと思います。
『縄跳びの魔力』についても是非チェックして欲しいですね。
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