ワニクラッシャースピードは「飛距離が伸びる」「振り抜きやすい」といった声が多く、SNSや口コミでも注目されている人気モデルの軟式専用バットになります。
打球初速が出やすい構造やスイングスピードを活かしやすいバランス設計が特徴のバットになりますので、実際に「前よりも打球が伸びるようになった」と感じる選手も少なくありません。
ただし、どれだけ評価が高いバットであっても、全ての選手に合うわけではありません。体格やスイング軌道、ミート率によっては、思ったほど飛距離が伸びないと感じるケースもあります。
そこで今回ワニクラッシャースピードのデメリットを知りたい方に向けて、
- ワニクラッシャースピードの主なデメリット
- 合わない可能性があるタイプ
- デメリットが出やすい原因
上記について、解説していきたいと思います。
ワニクラッシャースピードの主なデメリット

ここではワニクラッシャースピードの主なデメリットについて解説していきたいと思います。
- 打球が上がりにくいと感じる場合がある
- ミートが安定しないと性能が活かしにくい
- 価格が高い
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
打球が上がりにくいと感じる場合がある
ワニクラッシャースピードは、どちらかといえばライナー性の打球が出やすい傾向があります。
このバットは、打球初速が出やすく、前に強く伸びる弾道になりやすい設計なので、低く鋭い打球で外野の間を抜いていくタイプの当たりが増えやすいモデルになります。
そのため、元々高いフライを量産するタイプの選手や角度を意識してこすり上げるスイングで長打を狙っている場合、「思ったより打球が上がらない」と感じる事があります。
特にホームラン性の高弾道をイメージしていると、打球の軌道の違いに違和感を覚えるかもしれません。ただし、これは性能が低いという意味ではなく、あくまで打球角度との相性の問題です。
ワニクラッシャースピードは、ラインドライブ系のスイングとは相性が良い一方で、こすり上げるタイプとは噛み合いにくいケースがある、という理解が正確なのかなと思います。
ミートが安定しないと性能を活かしにくい
ワニクラッシャースピードは、芯で捉えた時の打球の伸びが高く評価されているモデルです。
インパクトがしっかりと合った時には打球初速が出やすく、外野の頭を越えるような強い当たりになりやすいのがワニクラッシャースピードの特徴というわけなんですね。
その反面、ミートが安定しない場合には、本来の性能を十分に感じにくい事があります。
特に下記のような選手、インパクトが点で終わってしまうタイプの場合、「前に使っていたバットとそんなに変わらない・・・」と感じるケースもあるんですね。
- スイング軌道が毎回ブレやすい選手
- バットの出方が安定していない選手
このバットは当たれば飛ぶというよりも、整った当たり方をした時にさらに伸びるタイプです。
フォームがまだ固まりきっていない段階では、ワニクラッシャースピードの性能を最大限に引き出せない可能性がある点は理解しておきたいポイントだと思います。
価格が高い
ワニクラッシャースピードは高価格帯に位置するバットで、安価なモデルと比べると気軽に買い替えられる金額ではありません。その分、性能への期待値も自然と高くなりやすいです。
「せっかく買うなら失敗したくない」と慎重になる方も多いと思います。
しかし、事前に十分な情報収集をせずに購入してしまうと、思っていた打感と違ったり、サイズが合わなかったりして、合わなかった時のダメージが大きく感じられる可能性があります。
だからこそ、ワニクラッシャースピードを購入する前には長さや重さの選び方、自分のスイングタイプとの相性をある程度整理しておく事が重要になってくるんですね。
可能であれば試し打ちをしたり、同じようなタイプのバットを使った事がある経験者の意見を参考にしたりしながら、納得した上で検討する事をオススメします。
合わない可能性があるタイプ

ここでは合わない可能性があるタイプについて解説していきたいと思います。
- 力任せに振るタイプ
- ミート率が安定しない選手
- とにかく軽さ重視の人
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
力任せに振るタイプ
下記のような選手は、ワニクラッシャースピードの特性を十分に感じにくい場合があります。
- 叩きつけるようなスイングをする選手
- 腕力中心で無理やり振るタイプの選手
ボールを上から強く打ち込む意識が強すぎてしまうと、バット本来の振り抜きやすさやバランス設計の良さが活かしきれない事があるからなんですね。
ワニクラッシャースピードは、スイングスピードを活かす事を前提に設計されたモデルです。
力任せに叩くというよりも、下半身から連動させてしっかり振り切る事によって打球初速を高めて、結果として飛距離を伸ばしやすい傾向があるというわけなんですね。
そのため、とにかく力で飛ばすというタイプよりも、スムーズなスイングでバットを加速させられる選手の方が、性能の恩恵を感じやすいバットと言えるのではないでしょうか。
ミート率が安定しない選手
下記のような場合、ワニクラッシャースピードに対する評価は分かれやすい傾向があります。
- まだフォームが固まっていない段階の選手
- スイングごとに当たり所がズレやすいタイプの選手
タイミングが安定していなかったり、ミートポイントが一定していなかったりすると、ワニクラッシャースピード本来の性能を実感しにくい事があるからなんですね。
このバットは「芯を外してもそこそこ飛ぶ」という声もあります。
ただ、その真価が発揮されるのは、やはり安定した打ち方があってこそです。スイング軌道やインパクトの再現性が高まるほど、打球初速や伸びといった強みがより明確に感じるようになります。
つまり、基礎が整っている選手ほどワニクラッシャースピードの恩恵を受けやすく、フォームがまだ安定していない段階では評価に差が出やすいモデルと言えますね。
とにかく軽さ重視の人
ワニクラッシャースピードは振り抜きやすさを重視した設計のバットになりますが、だからといって極端に軽いバットというわけではないんですね。
バランスが工夫されているため体感的には振りやすく感じるものの、「とにかく最軽量モデルを使いたい」と考えている場合には、イメージと少し違うと感じる可能性があります。
軽さだけを基準に選んでしまうと、スイングスピードは出ても打球に十分な力が伝わらなかったり、逆に重すぎるモデルを選ぶと振り遅れてしまったりと、パフォーマンスに影響が出ます。
サイズや重さの選択は飛距離に直結する重要な要素です。自分の体格や筋力、スイングタイプを踏まえた上で、無理のないスペックを慎重に選ぶ事が大切になってくるんですね。
デメリットが出やすい原因

ここではデメリットが出やすい原因について解説していきたいと思います。
- サイズ選びのミス
- これまでのバットとの違い
- 期待値が高すぎる
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
サイズ選びのミス
重すぎるモデルを選んでしまうと、下記の原因になります。
- スイングスピードが落ちやすくなる
- 振り遅れが増える
タイミングが合わずに詰まった当たりが増えると、「思ったより飛ばない」と感じてしまう事もあると思います。一方で、軽すぎるモデルを選ぶと今度は打球に十分な力が伝わりません。
なので、スイングは速くても打球が弱くなるケースがあります。振りやすさだけを優先してしまうと、飛距離という面では物足りなさを感じる可能性もあるんですね。
ワニクラッシャースピードの性能を最大限に活かすためには、身長や体格、筋力、そして自分のスイングスピードに合った長さ・重さを選ぶ事が重要になってくるんですね。
スペック選びが結果を大きく左右すると言っても過言ではありません。
これまでのバットとの違い
例えば、ビヨンドマックスレガシーのようなレガシー系モデルからワニクラッシャースピードに乗り換える場合、打感や弾きの印象に違いを感じる事があるかもしれません。
これまでのバットで慣れ親しんだ感覚と違うので、最初は違和感を覚える選手もいると思います。
その違いを「何となく打ちづらい」「前の方が良かった」とネガティブに受け取る人もいれば、「振り抜きやすい」「操作しやすい」とポジティブに感じる人もいます。
バットの評価は、単純な性能差だけでなく、これまでの使用経験にも左右されます。
慣れの期間を十分に取らず、数回の打席だけで判断してしまうと、本来の良さを感じる前に評価を下してしまう事もあります。違いを理解し、一定期間使い込む事も大切なポイントです。
期待値が高すぎる
ワニクラッシャースピードは人気モデルであるがゆえに、「勝手に飛ぶ」「軽く振ってもホームランになる」といった過度な期待を抱いてしまう事があるんですね。
このようなSNSや口コミなどでワニクラッシャースピードの高評価が並んでいるのを見ると、どうしても性能だけで飛距離が決まるように感じてしまいがちですよね。
しかし、実際にはどれほど高性能なバットであっても、自分のスイングやミートの精度が伴わなければ、その力や性能を十分に引き出す事はできないんですね。
どんなバットでも、最終的に飛距離を決めるのは打ち方です。
フォームが安定し、タイミングが合い、芯で捉えられてこそ性能が活きます。ワニクラッシャースピードも同様で、性能を活かせるかどうかが評価の分かれ目になります。
それでも評価が高い理由

ここではそれでも評価が高い理由について解説していきたいと思います。
- 振り抜きやすさ
- 芯で捉えた時の伸び
- 平均飛距離が伸びやすい設計
それでは1つ1つ見ていきたいと思います。
振り抜きやすさ
ワニクラッシャースピードが高く評価されている理由の1つが、この振り抜きやすさです。
バランス設計が工夫されており、スイング時にバットが重く感じにくいので、最後までしっかり振り切りやすい特徴があります。振り抜ける事によってスイングスピードが落ちにくくなります。
結果として打球初速の向上にも繋がりやすくなります。
試合終盤や連続打席の場面では疲労でスイングが鈍りがちですが、振り抜きやすいバットはその影響を受けにくい傾向があります。力を込めなくても、スムーズに加速できる感覚があります。
なので、安定した打撃を続けやすい点も高評価の理由の1つと言えます。
芯で捉えた時の伸び
ワニクラッシャースピードが高く評価されている理由の1つが、芯で捉えた時の打球の伸びです。
インパクトがしっかり合った瞬間、打球初速が非常に出やすいので、外野の間を鋭く抜けていくような強いライナーになりやすい特徴があるんですね。
「明らかに打球の質が変わった」と感じる選手がいるのも、この芯での反発性能が影響しています。特にスイングが安定している選手ほど、その伸びを実感しやすくなります。
打球が失速しにくいので、同じ当たりでも以前より飛距離が伸びたと感じるケースもあります。安定して芯で捉えられる選手にとっては、大きな武器になり得るポイントです。
平均飛距離が伸びやすい設計
ワニクラッシャースピードが評価されている理由の1つに、平均飛距離が伸びやすい設計である点が挙げられます。ホームラン級の当たりだけではありません。
やや芯を外した打球でも極端に失速しにくく、安定した飛距離を保ちやすい傾向があります。
そのため、一発の最大飛距離というよりも、試合を通しての平均値が底上げされやすいモデルと言えるんですね。試合では毎回完璧なミートができるわけではありません。
多少のズレがあっても前に飛ぶ設計は、結果的にヒットゾーンへ運ぶ確率を高めます。安定して飛ばせる事が、実戦での評価に繋がっている大きな理由というわけなんですね。
まとめ:デメリットは相性次第?後悔しないための最終チェックポイント

今回はワニクラッシャースピードのデメリットを知りたい方に向けて、
- ワニクラッシャースピードの主なデメリット
- 合わない可能性があるタイプ
- デメリットが出やすい原因
上記について、解説させて頂きました。
ワニクラッシャースピードのデメリットは、主に相性と期待値に関係しています。
バットそのものの性能というよりも、自分の打ち方や体格、スイングの再現性と噛み合うかどうかが大きな分かれ目になります。具体的には、下記の3つが重要になってくるんですね。
- スイングタイプに合っているか
- サイズや重さが適切か
- ミートが安定しているか
これらが整っていれば、デメリットと感じていた部分は大きな問題にならない可能性があります。
ワニクラッシャースピードは万能バットではありませんが、自分の打ち方に合うと判断できるなら、飛距離アップの強力な武器になり得るモデルのバットなんですね。
購入前に1度、自分のスイングタイプや現在の課題を整理した上で検討する事をオススメします。



