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トレーニング

どうして体幹が弱いと野球肘になりやすいの?

 

最近キャッチボールをしても肘が痛くありません。

 

ピッチャーをやっていないというのもあるのですが、外野の守備練習で本気のバックホーム送球をしても痛くないですし、サードからかなり出力を上げてファーストに投げても痛くないんですね。

 

前まではピッチャーをやっていなくても、投げるだけで痛かったので、ちょっと嬉しいですね。

 

最近よくやっているトレーニングが腹筋とか背筋なのですが、いわゆる体幹を鍛える事で肘に負担がかからなくなったように思えます。

 

ただ、どうして痛くならなくなったのかというのがイマイチ分かっていないんですね。

 

なので、体幹が弱いとどうして野球肘になりやすくなってしまうのかについてちょっと調べてみました。

 

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ここ3・4年前くらいからずっと野球肘に悩んでいました。

 

ブログでも事ある毎に書かせて頂いておりますが、野球肘を治すためにいろいろやってみてはいたんですね。

 

現在も継続してやっておりますが、腕立て伏せも最初は野球肘を治すためにやり始めたんですね。

 

あとは、肘周りの筋肉が硬くなっているのかなと思って、肘周りの筋肉を筋膜リリースをやってみたりもしています。

 

股関節のストレッチについても球速を上げるためもありますが、肘に負担が掛からないピッチングフォームを作り上げるためでもあるんですね。

 

結果として、野球のパフォーマンスに繋がっているので、今も継続してやっておりますが、野球肘という観点で言えば、あまり効果が無かったのかもしれません

 

そして、これまであまり重点的にやってこなかったのが腹筋トレーニングだったので、消去法でやり始めたというわけなんですね。

 

その辺の事については腹筋を含めた野球における体幹の重要性についてブログでも書かせて頂きました。

 

[blogcard_sc url="https://www.physicalbaseball.com/core-in-baseball/"]

 

結果として、肘の痛みは無くなったのですが、そのメカニズムについては正直分かっておりません。

 

 

ボールは手だけで投げているわけではない

 

投げる動作と言うのは、ボールを手で持っているから、手だけで投げているように思いますが、実は違うんですね

 

ちゃんとしたボールを投げるのであれば、様々な身体の部位が複動的に動くことによって、凄いボールを投げる事ができるんですね。

 

下半身の強靭な筋肉や柔軟性、胴体周りの筋肉や柔軟性、広背筋や上腕二頭筋などなど、細かい筋肉を挙げればキリがないんですね。

 

それくらい様々な部位が複合的に動くんですね。

 

逆に言うと、どこかの部分が弱いと、ちゃんとしたボールを投げる事ができないんですね。

 

それでも良いボールを投げようと思うと、どこかの部分が余計に負担が掛かる事になるんですね。

 

それが結果的に肩とか肘とかに負担が掛かる事が多いというわけなんですね。

 

 

体幹というのはお腹周りの筋肉の事を言う

 

そして、体幹が弱いとどうして野球肘になりやすくなるのかの前に体幹の仕組みを知っておく必要があります。

 

体幹というのはお腹周りの筋肉の事を言うみたいで、実はお腹周りにはそれを支える骨がないそうです。

 

なので、筋肉で支えるしかないというわけなんですね。

 

お腹周りの筋肉と言えば、腹直筋をイメージする方も多いと思います。

 

ただ、この腹直筋は体幹を安定させるのにあまり関係ないみたいです。

 

体幹を安定させるためには3つの筋肉が存在していると言われております。

 

下記の3つの筋肉になります。

 

  • 外腹斜筋
  • 内腹斜筋
  • 腹横筋

 

この3つの筋肉は、お腹から背中までグルっと1周取り囲むように存在する筋肉なんですね。

 

なので、この3つの筋肉をしっかり鍛える事で、体幹を安定させる事ができるというわけなんですね。

 

 

体幹が弱い場合はどうなってしまうのか?

 

投げる動作というのは、身体が傾いた不安定な状態になっております。

 

この不安定な状態を安定させるには体幹の強さが必要になりますが、体幹が弱い場合はどうなってしまうのでしょうか?

 

仮に体幹が弱くても、倒れてしまうという事はありません。

 

倒れはしないのですが、それを補うために違う筋肉が働いてしまうんですね。

 

それは広背筋になります。

 

広背筋は背中にある大きな筋肉になります。

 

投げる動作をする時に体幹が弱いと、代わりに広背筋が働く事によって、バランスを崩す事なくボールを投げる事ができるんですね。

 

ただ、広背筋を働く事によって、デメリットも生じてしまうみたいなんですね。

 

広背筋というのは、骨盤から腕の骨までを繋いでいる筋肉になります。

 

筋肉が腕に付いているという事は、出力を上げた時に腕を下に引っ張る力が加わってしまうんですね。

 

なので、体幹が弱いと広背筋が働いてしまい、腕を下に引っ張って、肘が下がった状態で投げてしまう事になるんですね。

 

肘が下がるとどうしても、肘に負担が掛かり、継続的に投げる動作をすると、野球肘になりやすくなってしまうんですね。

 

体幹が弱いと野球肘になりやすくなるというのは、このようなメカニズムで起こってしまうみたいなんですね。

 

 

体幹を鍛える事が野球肘に1番効いた

 

自分の中でも体幹と野球肘は繋がらないと思っていたので、ちょっとビックリでしたね。

 

経験談として、体幹を鍛えたら肘が痛くなくなったのですが、ちゃんとしたメカニズムがあると自分のモチベーションにも繋がりますよね。

 

自分としては、体幹を鍛える事が野球肘に1番効いたなぁと思いました。

 

現在野球肘に悩んでいる人は結構いらっしゃると思います。

 

ただ、野球肘に悩んでいる人全員が体幹を鍛えたからと言って、野球肘が完全に治るわけではないとも思っております

 

そうであっても、野球肘を和らげる1つの選択肢として知っておく事は決して無駄ではないのかなと思います。

 

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